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パンは食べるのが当たり前なのになぜ食パンか

塩を購入するとき、商品に食塩と書かれているのを目にするかもしれません。
食べるのが当たり前なのになぜ食塩なのかですが、食べる目的以外の塩があるためです。
日本では海水から作られますが、それなりに不純物が含まれる可能性があります。
食塩は食べるのに問題がないようきちんと精製された塩になります。
食塩以外に食が付く食べ物に食パンがあります。
今は長方形などの特に味付けのされていないパンを差すことが多いです。
調理パンと区別されるために食パンとつけたように感じますが、それならもっと気の利く付け方があるでしょう。
トースト用パンとかサンドウィッチ用パンなら分かりやすいです。
実は、かつてパンは食用と食用以外のものが売られていました。
美術学校の生徒などがデッサンを消すとき、消しゴムとしてパンを使っていました。
パン屋は食用のパンを食パンとして売り、消しゴム用のパンを普通にパンとして売りました。
その後消しゴム用としての用途が消えて、食パンの名前だけが残りました。

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